免疫力低下による感染症は医療機関でジスロマック

人体というのはもともと天然のさまざまなバリアで護られているもので、こうしたものを免疫機構と呼んでいます。免疫機構というのは二重、三重の強力なバリアであって、たとえば人体は厚い皮膚でおおわれていて、まずはこの段階で異物を機械的にシャットアウトしていますが、これが破られたとしても、血液中に存在している白血球が異物を認識するとこれを呑み込んで処分してしまいます。
しかし、ストレスなどでこのような免疫力が低下してしまうと、細菌、真菌、ウイルスといった外敵の侵入を許してしまうことがあり、その成れの果てが感染症とよばれる病気なのです。感染症にも細菌、真菌、ウイルスという病原体の区別に応じたさまざまな種類があり、かならずしもすべての感染症に同じ対応がとれるわけではありませんが、多くの感染症では、抗生物質などの経口的な医薬品を投与することによって、たやすく治療することが可能となっています。
たとえば、抗生物質のポピュラーなものとして、ジスロマックのような医薬品が知られており、感染症で医療機関にかかった場合には、かなりの頻度で処方されています。このジスロマックは、3日間程度を連続して口からコップの水で服用するだけでよいものですが、体内では病原体がみずからのDNAをコピーして増殖しようとするのを阻止し、結果として病原体が体内に散らばるのを防ぎ、本来の免疫力によって淘汰されるのを助けるはたらきがあります。そのため、ごく短期間であっても、医療機関の指示にしたがって服用をしていれば、症状が軽くなる効果をあげることができるわけです。なお、ジスロマックの場合は主に細菌に対して有効ですので、そのほかのウイルスなどの病原体については、別の医薬品を服用することになります。